パートナーの浮気が発覚した時、誰でも頭に血が上ってすぐにでも質問責めにしたいという気持ちが起こります。しかし、話し方を間違えると相手が逆ギレして思わぬ大事に発展したり、やり直しが効かなくなることもあります。冷静な話し合いの為に必要な事とは何なのでしょうか。逆ギレする心理や対処法を学んでみましょう。
目次
浮気がバレた男性は焦りとパニックで頭がいっぱいになる
浮気した男性が逆ギレをする時に頭を駆け巡るのは、うまく隠せなかったというショックとイタズラが見つかった子供のような罪の意識です。それを更に指摘されて責め立てられた時、男性は頭に血が登って逆ギレを起こします。浮気した男性が逆ギレするスイッチとはどのようなものなのか、細かくみていきましょう。
とにかく相手をマウンティングして黙らせようとする
普段から高圧的で自分に自信のある男性程、浮気がバレた時に一気にキレてパートナーの女性に対してマウンティングをしがちです。このタイプの男性の場合、まず自分が浮気をすることは悪くないと考えていることが多く、バレたとしても女性が自分を責め立てるとは思っていない場合もあります。
ですので、浮気を認めるのは早いかも知れません。ただし、逆ギレのレベルも暴力の域にまで達してしまうことがあるので、女性が一人で話を切り出す場合には相当注意が必要です。
罪悪感の気持ち悪さから逃れたくて話を終わらせる為にキレる
男性の多くは、浮気はパートナーへの裏切り行為だという認識を持っています。なので浮気をパートナーから指摘された時、男性の頭の中には浮気がバレたショックとどのようにして誤魔化そうかという言い訳がグルグル駆け巡ります。それでも言い逃れが出来ずに自分の中で感情が処理しきれなくなってしまった男性は、その場を一気になかったことにする為に逆ギレをして話を終わらせようとするのです。
勿論これはただの逃げですので、問題解決出来るわけではありません。しかしオーバーヒートした男性にはそれしかやりようがなく、冷静になった後改めて男性から話し合いを持ちかけてくることもあります。
頭ごなしに怒鳴られると最初から話を聞かずに逆ギレする
浮気をされて怒らない女性はいませんよね。ですがその怒りに任せたままパートナーである男性に話をしてしまうと、逆ギレして話し合いにすらならないこともあります。男性の中には「女性に口では敵わない」という意識があります。一方的にガンガン怒鳴る女性のヒステリックな声は最初から男性には受け入れにくく、むしろ拒否感しか生まれないものです。
ただでさえ男性は浮気がバレたショックを受けています。そんな中でヒステリックに叫ばれ続けるとまず話し合いどころではなくなり、浮気した男性の方が「うるさい!」と怒鳴り返す結果になりかねません。
話が長くなると居心地の悪さからイライラして逆ギレを起こす
最初はすみませんと謝罪の言葉を口にしていても、同じ話を何度も繰り返されて堂々巡りになってしまうと、男性はイライラ感が募って最後には逆ギレを起こします。元々女性は論理的な話し方をすることが苦手な人が多いので、一度話して結論が出たことでもまた同じように話す、という堂々巡りを繰り返しがちです。
しかし最悪感で頭がいっぱいの男性にとってこれはただの拷問に過ぎません。悪いと思って既に謝罪をし、今後の方針も結論が出た後にいつまでも同じことを蒸し返されると、男性の苛立ちは募って逆ギレを起こすのです。
女性は自分の意見が通らなくなるとイライラして逆ギレしだす
女性は元々感情が豊かで激しい一面を持っています。それ故に逆ギレのスイッチも入りやすいのですが、特にそれが顕著に現れるのが「自分の意見が相手に通らない時」です。ではどのような状態になると女性がイライラして逆ギレを起こすのか、そのパターンをいくつかみてみましょう。
自分の説明が通らないとそれだけでイライラする
浮気がバレたことで激高した女性は、とにかく自分が思いつく限りの意見をぶつけ始めます。しかしその内容は全て自分の頭の中だけで都合よく繋がっていることが多い為、それを理解することが出来る人は少ないでしょう。ですので、説明したのに理解できない、分からないという態度にイライラして最終的には逆ギレを起こしてしまいます。
指摘される恥ずかしさから声が大きくなりエスカレートする
浮気をする前からある程度言い訳を用意するような女性もいます。バレるところまで想定内なので、浮気の疑いを掛けられたらここぞとばかりに用意をしていた言い訳を話します。しかし、あくまでそれは浮気をしている側の都合の良い内容であることが多いので、当然聞いている方には納得がいかず、疑問点などや矛盾を指摘されることもあります。
この指摘をされたり疑問点をぶつけるという行為が、言い訳を用意していた女性からすると酷く恥ずかしく思われるのです。そしてその恥ずかしさを打ち消す為に段々と声を荒げていき、最終的には逆ギレします。
相手を黙らせることが出来たら勝ちと思い込むところがある
女性はとにかく勢い良く話して、相手を押し切ったら勝ちだと思うところがあります。あまりの激しさや話の内容の無茶苦茶さに呆れられているとしても、とにかく相手を黙らせることが出来れば自分の勝ちだと思い優越感を持つのです。このような女性の場合は、とにかくこちらの意見は聞き入れません。最初から勢いよく話すので、ある意味話を切り出すこと自体が逆ギレスイッチと言えるかも知れません。
浮気したパートナーに逆ギレさせないための方法を知る
相手を逆ギレさせてしまうと、話し合いも難航する上に余計な喧嘩まで勃発して、最悪の場合別れる決断しか出せなくなることもあります。どのような結果になるとしても、まずはお互いが納得出来るまで話をすることが大切です。相手を逆ギレさせずに話し合いをする為の重要なポイントを身につけ、パートナーと上手く会話出来るようにしましょう。
事実だけを述べて深追いしないような話し方をする
その時に知っている事実だけを淡々と相手に話し、確認していきましょう。恐らく最初は浮気を誤魔化そうとしてあれこれ言い訳を並べるかも知れませんが、不思議に思った点や矛盾のある発言に対してのみ冷静に質問し、相手が黙り込んだ場合には畳み掛けずに答えるまで待つようにしましょう。ただでさえ悪いと思っているパートナーを更に追い込んでしまうと、二度と関係を再構築することが出来なくなることもあります。
感情的になっている時には問い正さないようにする
浮気された怒りをそのまま相手にぶつけるような話し方をすると、浮気の話という本筋からズレてただの大喧嘩になってしまい、本質的な問題に言及することもなく別れてしまう可能性があります。下手をすると、本来ならパートナーの浮気が原因で起こった喧嘩の筈なのに、怒鳴ったあなたの方が悪いと周囲が認識して、責め立てられてしまうかも知れません。
腹立たしくても相手を責め立て続けないようにする
浮気をしたパートナーが悪い、これがはっきりと分かった上で相手が謝罪をしているのであれば、それ以上のことをパートナーに言い続けるのは控えた方がいいでしょう。腹が立っているとどうしても過去にまで記憶が遡り、あれこれと今までの鬱憤をつい口にしてしまうものですが、それをやると今度は浮気したパートナーの方が「やっぱり浮気した事は間違いじゃない、自分は悪くない」と勘違いしかねません。
相手が逆ギレした時には一旦時間を置く
浮気したパートナーと話している最中に逆ギレされたら、その場からすぐに離れるようにしましょう。逆ギレした状態ではまともな話し合いは成立しにくいですし、こちらも感情的になって更に大きな喧嘩へ発展する可能性もあります。ひとまず別れるという選択肢がない場合には余計、そのような状態で話しを続けるのは得策ではありません。逆ギレした相手が落ち着くまで、または自分の気持ちが落ち着いてくるまでは話し合いは避けるようにしましょう。
逆ギレされた後の対策もしっかり立てて行動することが大事
浮気が発覚して動揺している中で、先のことで考えて行動することはなかなか難しいかも知れません。しかし、逆ギレするということはパートナーも動揺しているということであり、何をするかわからない怖さも秘めています。もし逆ギレされた場合はどのようなことに注意すればいいのかを確認しましょう。
逆ギレされたからと言って下手に出るような行動はしない
特に女性が注意しなければならないのは、逆ギレされた時に相手に対して下手に出てしまう行動です。威嚇されたことで怖くなり、相手の言うことを受け入れたりご機嫌を取るような行動をしてしまうと、そのあとも逆ギレした方が精神的に優位に立ってしまい強気になるので話し合いにならず、最悪の場合はなかったことにされてしまいます。
気性の荒い男性が相手だと暴力で支配しようとする危険もありますので、逆ギレされた時にはそれ以上の話し合いはせず、その場から去るようにしましょう。
自分から話を蒸し返すような発言や行動は控える
逆ギレした後一旦話し合いを中断したとして、その後パートナーからの反応がなければイライラしてしまいますよね。しかし、そこでこちらから話を持ちかけたとしても、浮気に関する話し合いになると途端に不機嫌になったり、すぐにまた逆ギレして全く話が進まないという状態になってしまいます。
相手がキレて話しが止まった場合は蒸し返したりせず、まずは様子を伺ってみましょう。それに気をよくしてまた浮気をしているようであれば証拠を押さえ、それから話をするようにしてみましょう。
証拠隠滅の可能性を考えて慎重に行動を観察する
浮気がバレた人の殆どが行うのが、自分が把握している限りの証拠を消す作業です。携帯やスマホの履歴やブログ上の写真、浮気相手のアドレスといったものに至るまで、思いつく限りの証拠を隠滅しようと必死になります。ですので、浮気が発覚した後にパートナーと話をする前に、集められるだけの証拠を集めておくことをお勧めします。
自力ではどうしても無理という場合には、無料で相談を受け付けてくれる調査会社等に相談してみるというのも視野に入れましょう。
既に入手している証拠を捨てられたり消されたりしないようにする
浮気を問い詰める際に証拠を出す人も多いかも知れませんが、それらは後々の二人の未来を左右する重要な資料です。証拠があるかないかで、万が一離婚裁判になったりパートナーとの調停にもつれ込んだ場合、それらの証拠があなたを手助けしてくれます。もしそれを何の保険も無しに浮気したパートナーに見せた時、逆ギレしたパートナーが突然その証拠を消したり燃やしたりする事もあり得ます。
ですので、入手した証拠は必ずコピーを取るか複製しておき、パートナーに消されても問題ないようにしておきましょう。特に浮気の証拠となり得るようなブログ記事や写真、音声の録音データなどは複数コピーしておき、信頼出来る人に預けたり隠したりしておくと安心です。
無理をせず誰かに頼ることも忘れないようにする
浮気をされたという事実に傷付いて、しかしそれと同時に恥ずかしいと思って誰にも相談出来ずにいる人もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、一人で悩んで一人で行動するのはとても苦しく辛いものです。誰かに頼むことで解決出来ることもあることを知って、無理をしないようにしましょう。
お互いの両親や友人などに同席してもらうことで逆ギレを防ぐ
一番身近で信頼出来るのは、お互いの両親や親戚、友人ではないでしょうか。口下手でうまく話せない、または感情が高ぶって言葉にならないなど、浮気をされた側には精神的ダメージがあることも少なくありません。パートナーの気性が荒いとそれだけで怖くなり、泣き寝入りせざるを得ない場合もあります。
そのような時には決して一人でどうにかしようとせず、信頼のおける人に同席してもらった上でパートナーと話すようにしましょう。誰かの目があると逆ギレを抑えられることもありますし、キレられても抑えやすくなります。
探偵事務所や調査会社などの第三者へ相談をしてみる
知り合いには相談をしにくいという場合には、探偵事務所や調査会社に相談をしてみましょう。プロとしての経験や知識からアドバイスをして貰え、尚且つ守秘義務がありますので
安心して相談することが出来ます。その際に自分で見つけた証拠などを持っていくと、その後の動きなどを把握しやすくなりますので、浮気の証拠を見つけたという段階で相談をしてみるのが良いでしょう。
話を切り出す前からの準備が後から役に立ってくる
浮気の証拠が見つかった段階から、あなたの精神状態は決して落ち着いているとは言い難いです。自分では大丈夫と思っていても端々に普段と違う雰囲気が漂い、それをパートナーに悟られてしまうと折角の証拠も役に立つことなく消されてしまったり、不毛な言い争いになってしまうこともあります。準備をし過ぎるということがないのが浮気問題です。無料相談を受け付けている探偵事務所や調査会社を上手に利用して、まずは自分の心を落ち着けましょう。
もしかして、という疑問が出た段階で証拠をしっかりと集め、問題なく立ち向かえるという心の強さを持つことが一番大切な準備になります。それが後のあなたを助けてくれることでしょう。