浮気を疑ってみてもすぐには証拠を得られる訳ではありません。だからと言って、すぐに探偵に頼んでいたら証拠を掴むまでにいくらかかるか分かりません。そこで使えるのがGPSです。浮気調査にどのように威力を発揮するのか紹介します。
目次
浮気調査でGPSはこう使う!3つの種類を紹介
浮気調査にGPSが使えると聞いたけれど、どのように使ったらいいのかわからないという人は多いでしょう。どのようなことができるのか、種類によっても違います。一つづつ紹介します。
GPSでできること
GPSとはグローバル・ポジショニング・システムの略で日本語では全地球測位システムと言います。人口衛星を使い、自分(その人が持つGPS受信機機器)が地球上のどの位置にいるのかを把握するためのシステムです。元はアメリカ軍の軍事技術でしたが現在は民間でも広く使われています。位置を知るための機器は受信機で受信機の精度により数センチから数十メートルの誤差が発生します。
身近な利用例としてはカーナビを含めた乗り物の位置情報で船舶や航空機でも非常に重要な役割を担っています。また、携帯やスマートフォンに搭載されており、地図アプリ上での現在地の表示、近くの店を探す機能、キッズ携帯にも利用されており子供や高齢者の見守りにも使われています。
浮気調査にどのように利用する?
浮気調査の利用例としては浮気の可能性がある人が「いつ、どこにいるのか」を知るために利用されます。また、むやみに探偵事務所に依頼するよりも「水曜日の夕方に会社や家の最寄りではない駅に長時間滞在している」という情報があれば、疑いのある場所・時間から張り込み調査をするので、効率的です。
GPS機器にはどのような種類がある?
GPSロガー
GPSロガーとは衛星からの位置情報を受信し、その経路をログ(=記録)するための機器です。追跡の対象者がどのルートを通って行動したのかが分かります。
リアルタイムGPS
リアルタイムGPSとはその名の通り、今この瞬間、そのGPS受信機がどこにあるのかを知ることができるリアルタイム位置情報のための機器です。レンタルが主流です。
スマホのGPS
iPhoneやAndroidといった機種に関わらずスマートフォンにはGPS受信機が付いているものが一般的です。主な使い方としては地図アプリやスマホを無くした時に端末を探すために使用します。しかし、追跡アプリやGPSアプリを利用することによって相手のスマホがどこにあるのかを知ることができます。
GPSロガーでその日いた場所を知ることができる
GPSロガーとはGPS受信機が通った経路を記録する機器です。登山の際のルートを記録したり、カーナビの通ったルートを表示する機能などが一般的な使用方法です。持ち運びを想定したものなので機器が小さく目立ちにくいです。
GPSロガーを選ぶ際に気を付けるポイント
バッテリーの持ちが最重要
GPSロガーは調査対象者が出かけてから帰ってくるまで記録し続けられることが一番重要です。どこに隠すかはそれぞれだと思いますが、車両に仕込む場合は1日一回しか機器を取り付けるチャンスがない場合もあります。そうなると24時間以上バッテリーが持ってくれなければならないのです。例え3日間充電が持ちますという商品であってもバッテリーが劣化してくることもありますし、衛星からの電波が弱い場所では電池の減りが早くなります。
GPSの精度はそれほど重要ではない
位置情報を記録するのだからなるべく良い精度の商品を使いたいと思うでしょうが、GPSロガーとしては精度はそれほど重要ではありません。GPSロガーはどこを経由したのかを知るための機器です。たとえ記録の誤差が数メートルあったとしても、一本の線が描かれていれば道を通過したということですし、道の上でも糸がもつれたような線が描かれていればその辺りの建物に滞在したということだからです。線の描かれ方からどのような行動を取ったのかを推測するのです。また滞在時間も目安になります。
パソコンのOSを確認する
パソコンに接続して記録データを取り込まなければなりません。機種ごとに使えるパソコンのOSが違うので、自宅のPCと接続できるのかを確認する必要があります。また日本語対応していない機種もあります。そういったことも含めてどれを使うのかを検討しましょう。
GPSロガーのおすすめ機種を比較
商品名 | Canmore GT-730FL | HOLUX M-241 | i-gotU GT-600 |
---|---|---|---|
価格(Amazon) | ¥3,978 | ¥7,200 | ¥8,600 |
大きさ(たて×よこ×厚さ) | 77mm×17mm×28mm | 32.1mm× 30mm ×74.5mm | 46mm×41.5mm×14mm |
重さ | 34g | 39g | 37g |
バッテリー継続時間 | 15時間 | 12時間 | 30時間(省力240時間) |
最大ログポイント | 250000 | 130,000 | 262,000 |
おすすめポイント |
・低価格が魅力 ・USB端子一体型。充電もUSBを使用。データを取り込みながら充電可能。 ・マニュアルは日本語非対応 |
・液晶があるので起動しているのを確認できる。 ・Bluetoothを利用してデータのダウンロードが可能 ・日本語対応 |
・小型で高性能 ・電池が長持ち ・GPSロガーの中では一番人気 ・日本語対応 |
バッテリー継続時間が長いものが一番人気です。これは回収してデータを取り込み充電してもう一度取り付けるというのが案外大変だからです。「毎日帰宅はしているから」と思っていてもバレないように行動するのは難しいのです。
GPSロガーを使った浮気調査、最後は推測で張り込み
GPSロガーを使って浮気調査をした体験談を紹介します。メリット・デメリットも挙げておくので、自分の理想とする使用方法にあっているのか確認しましょう。
車に仕込んで浮気現場を探す日々
GPSロガーを隠す
夫がウキウキしていたり携帯を頻繁に見るようになったので、浮気を疑い始めましたが証拠はつかめていませんでした。普段から車で移動するのでシートポケットにこっそり入れて毎日回収しました。何日も観察していると会社や取引先以外に時々行く場所が見つかり、それがラブホテル街でした。
最終的には張り込み
ホテルが数件建っているのでどこだか分からず、結局自分で張り込みをしました。この時点でほとんどクロなのに、証拠を掴むために待たなければいけないのは悔しかったのですが、パートナーの浮気が原因で離婚した友人が張り込みに付き合ってくれたり電話してくれたりして支えてくれました。最終的には車を見つけ写真を撮り、ホテルから出てくる様子も写真を撮り、証拠としました。
GPSロガーを使うメリット・デメリット
メリット
人は習慣づけるのが好きですし慣れた場所を利用したいと思うものです。そのためGPSロガーで行動を観察しているとどこで待ち合わせをして、どの辺りを利用するのかが分かります。また「今日はどこに行ったの?」などと聞いた時に嘘をついていることも分かります。ログが残っているので、同じホテルを利用していればそれが浮気の回数にもなります。
他にも以下のようなメリットもあります。
・機器を仕込めば24時間体制で見張っている必要がない
・レンタルでなく購入が主流
・GPSロガーに記録されるので通信費がかからない
デメリット
GPSロガーは場所と時間は記録できますがリアルタイムの状況が分からないので、最終的には「今日はここにいるはず」と推測して張り込むなど決定的な証拠を抑えるための行動を起こさなければいけません。また誤差もあるので張り込み現場をどこにするのかきちんと考えなければいけません。
他にも以下のようなデメリットがあります。
・回収してログ(記録)をパソコンに取り込む必要がある(USBでパソコンに接続しなければいけない。Bluetooth対応機種もある)
GPSロガーの利用が向いているのはこんな人
調査対象者(配偶者やパートナー)が車を利用する人は取り付けやすい機器だと言えます。設定方法も難しくないので気軽に利用しやすいです。最終的には探偵事務所に決定的な証拠(写真や動画)を押さえてもらおうと思っているが、探偵費用を抑えるために自分で事前調査をしようと考えている人に向いた方法です。
リアルタイムGPSなら今どこにいるかが分かる
リアルタイムGPSとは「今現在の調査対象者の位置がGPSを使って分かる」というものです。さらに細かく説明すると人工衛星からGPS情報を受信し、その位置情報を発信することができる機器がリアルタイムGPSと呼ばれています。そのためGPS発信機と呼ばれることもあります。
リアルタイムGPSを選ぶ際に気をつけるポイント
基本的にはレンタルが中心
GPSロガーは購入するのに対し、リアルタイムGPSはレンタルが中心です。理由はいくつかありますが、GPS情報を受信し、その情報を発信する機能を持ち合わせていると価格が高くなるからだというのが大きな理由でしょう。さらにバッテリーの問題もあります。情報を定期的に発信したり、位置情報を検索されると電池の消耗は早くなります。性能のいいバッテリーを使うと価格がさらに上がってしまいます。そのためレンタルが中心となっています。
本体の他に通信費がかかる
情報を発信する機器ということは通信費が別途かかるということです。購入するとなると、その通信のための契約もしなければいけません。大抵はサーバー使用料もかかります。レンタルであれば、様々なプランから費用を変えることもできます。またGPS情報を発信することは電波法も関わってくるため、すでに使用許可を得たGPS発信機をレンタルで利用した方が簡単です。
音やバイブレーションが鳴らない機種を選ぶ
浮気調査で使うリアルタイムGPSは、機器が設置されていることを知られないようにするというのが絶対条件です。しかし、浮気調査以外で使う場合、例えば認知症の高齢者が持ち運ぶ場合には、位置情報を検索された時に音がなった方が良い場合もあります。ですので必ず音やバイブレーション機能がないものを選びます。またバッテリーが切れる時にこのようなお知らせ方法をとっているものもあります。気をつけなければいけないポイントです。
レンタル業者を吟味する必要がある
リアルタイムGPSのレンタル品の性能も吟味するのは当然ですが、同時にレンタル業者も吟味しなければいけません。実際には使い物にならないGPS発信機をレンタルしている詐欺まがいの業者もいます。また申し込み方法が簡単か、納品や返却方法、申し込んでから利用できるまでの日数も重要です。また使用方法やホームページでの設定方法が分からなかった時にサポート制度があるのかも確認しましょう。電話相談を受け付けてくれると安心ですね。
レンタル品のリアルタイムGPS、おすすめ機種を比較
商品名 | Pro-GPS(イチロク) | Gnet-S(サーチテック) | JISシリーズ(ムセンショップ) |
---|---|---|---|
大きさ(たて×よこ×厚さ) | 76mm×7mm×16mm | 70mm×40mm×15mm | 71mm×54mm×21mm |
バッテリー継続時間(検索した場合) | 30日間(1時間間隔で検索→15日間) | 45日間(15分間隔で検索→10日間) | 90日間(10分間隔で検索→20日間) |
取り付け方法 | 超強力マグネット、防水、防塵 | 超強力マグネット、防水、防塵 | 超強力マグネット、防水、防塵 |
15日間の価格(いずれもキャンペーン価格あり) | ¥30,800(送料・返送料無料) | ¥28,800(送料・返送料無料) | ¥34,800(送料・返送料無料) |
使用方法 | PC・ガラケーより専用サイトにログイン | PC・スマホ・ガラケーより専用サイトにログイン | PC・スマホより専用サイトにログイン |
表示できる地図 | ZENLIN(Googleストリートビューも対応) | Googleマップ(Googleストリートビューも対応) | Googleマップ(Googleストリートビューも対応) |
おすすめポイント |
・精度の高さに定評 ・ZENLINの地図は詳細なので高評価 |
・精度と価格のバランスが良い ・超小型品Gnet miniもあり、自転車やビジネスバッグにも取り付け可能 |
・とにかく長期間調査したい人向け ・超小型タイプもあり |
超小型タイプのリアルタイムGPSはバッグの内側に縫い付けられるというメリットがありますが、バッテリーに不安が残るので小型GPS発信機を中心に紹介しました。ただし、頻繁に充電できるのであれば問題ありません。しかし頭に入れておかなければいけないのは、充電中は追跡不可ということです。
また今回紹介したレンタル品はどれも、使用方法・設定方法において電話サポートが受けられる機種ばかりです。パソコン操作に自信がない人でも安心して利用できます。
リアルタイムGPSで浮気調査、浮気現場を特定したい人に最適
リアルタイムGPSを使って浮気調査をした体験談を紹介します。こちらもメリットとデメリットをしっかり確認して、自分が利用できる状況なのかを検討しましょう。
今度こそ証拠を押さえて浮気をやめさせたい
以前は浮気の証拠がつかめず泣き寝入り
往生際の悪い夫は以前も浮気をしたのですが、私が証拠をつかめなかったために「浮気なんかしていない」と逃げ切られてしまいました。今回も前回同様の浮気の兆候があったので、車にリアルタイムGPSを設置しました。
割と頻繁に会うのは分かっていたから、レンタル期間は短期のプランで
ほぼ病気のようなものでハマると週2など頻回に浮気相手と不貞行為をしてしまう夫は、飽きると別れてしまうので短期で勝負をしないといけないと思っていました。ホームページからレンタルし、最短で利用できるように申し込みをしました。翌日には届きその夜には設置、次の日から追跡を開始しました。数日でホテルに駐車されているのが分かったので、ホテルの駐車場から出てくる様子を写真に撮ったりして証拠としました。精度が高い機種だったのでホテルがすぐに特定できました。
リアルタイムGPSを使うメリット・デメリット
メリット
リアルタイムGPSの一番の魅力といえば調査対象者が「今、この瞬間どこにいるのか」分かることでしょう。精度の良いものであればどのホテルなのかということまで分かるので、浮気の証拠を押さえやすいです。
他にも以下のようなメリットがあります。
・レンタルなので必要なくなった時の処理が楽
・経路記録もできるので行動パターンも見えてくる
デメリット
気になって何度もサイトを確認してしまい、日常生活に支障をきたしてしまう場合があります。また充電が切れてしまうと大変不安になるというのもデメリットです。
他にも以下のようなデメリットがあります。
・レンタルなので長期間になると費用がかさむ
・レンタル品を紛失した時には実費で保障しなければならない
リアルタイムGPSの利用が向いているのはこんな人
すでに浮気をしていることは疑いようがなく、あとは証拠を押さえるためにどこで張り込みをすれば良いのかを知りたいという人に向いています。他にも出張と偽って浮気相手と旅行に行ったりするようなパートナーに取り付けておけば、浮気旅行中に証拠を押さえに行くことができます。また、以前浮気をしたことがあり、心配で仕方がないという人はリアルタイムGPSを設置しておけば常に居場所を知ることができ安心です。
GPSを取り付ける場所とタイミングを紹介
GPSをどこに取り付けたら良いのか迷ってしまう人もいるかもしれません。また、取り付けるタイミングも難しいものがありますね。それぞれ紹介します。
GPS取り付け位置は?
車の場合
車に取り付ける場合、車内にするのか車外にするのかとても悩みます。車内の場合は脱落の危険は無いものの、見つかる危険は高まります。また、充電のために車内に頻繁に入らなければなりません。車内の場合はシートポケットに入れるか、シート下などに隠します。トランクに設置する事も可能ですが、取り出す度にトランクを閉める大きな音が鳴ることを覚悟しなければなりません。
超強力マグネットを利用して車外に取り付ける場合は車体の下、お腹などと表現される場所に取り付けます。5秒で取り付けられるので出掛けに設置する事もできます。見つかりにくいのですが、脱落の危険があり、外す時には見つけにくいために時間がかかってしまう事もあります。また、走行直後に設置・取り外しをする場合は車のパーツが熱くなっている事もあります。
バイクの場合
バイクは車種によって形状が大きく違うので一概にはいえないのですが、スクーター等ヘルメットが入れられる仕様であれば、その中が脱落の危険がなく良いのです。特にシート側の当て布の中に入れ込むことができればかなりわかりにくくはなります。しかし頻繁に開ける部分なので見つかる可能性があります。車体の金属部分にマグネットを使って取り付けるのが見つかりにくいでしょう。ただしどこに取り付けてもどうしても見えてしまいます。大抵はオイルタンクの下、ステップの下への取り付けで見つかりにくくなります。
自転車の場合
自転車も見えやすいので取り付け位置には気をつけます。一般的にママチャリと呼ばれるものであればサドルの裏に取り付けが可能です。しかし、サドルを立てることでロックがかかる機能があるものはこの場所への取り付けは不可です。
またスポーツバイクに分類されるものはサドルが小さい上、車体を移動させるためにサドルを掴んで持ち上げることが多くバレてしまうので取り付けは難しいでしょう。よほど小さいGPS端末で、自転車についての知識があり、取り付けに長時間かかっても平気な場合はシートポスト内に設置も不可能ではありませんが、充電や振動による音の問題をクリアできるかが重要です。
カバンに取り付ける場合
特に都心部に住んでいる場合、車も自転車も現実的でないことがあるでしょう。そうなると人間が身に付けるものや持って歩くものに取り付けるしかありません。そこでオススメなのはビジネスバッグです。使っていない内ポケットなどに入れても良いですが、裏地に縫い付けたり、裏地と表地を剥がしてGPS端末をカバンと一体化させてしまうこともできます。裁縫の知識と取り付けのための時間が必要です。
いつ取り付ける?
取り付けるタイミングが難しいとよく言われます。一番のチャンスは調査対象者が入浴中だと言われています。どんなに短時間しか入浴しなくても支度も含めれば5分ほどは時間が取れるでしょう。しかし夜入浴する場合は設置してから行動開始までの時間が長く充電がもったいないという声もきかれます。またGPS端末を回収→データを取り込んだり充電→取り付けとしたいのであれば、回収と設置の二回取り付ける車体やカバンに接触したいものです。
朝車体に取り付けるのであれば、新聞を取りに行くついで、ゴミを出しに行くついでなどが考えられます。しかし行動を今までと大幅に変えると調査対象者に不審がられてしまうことがあるので、今までの生活習慣はあまり変えずに設置できるタイミングを探しましょう。
スマホを使って浮気調査ができる!GPS機能が活躍
スマートフォンにもGPS受信機が搭載されています。また契約しているスマホの電波を使って位置情報の発信もできます。どのように使えばスマホのGPSで浮気調査ができるのでしょうか。
全てのスマホにGPS機能がついている
iPhoneやAndroidといった機種に関わらず全てのスマートフォンにはGPS機能がついています。これは主に地図アプリ上で現在地を表示したりスマホを紛失した際に見つけるためです。その他現在地付近にある飲食店を探す時にGPSがオンになって入れば現住所を入力せずともGPS位置情報から近くの店を探してくれるのです。しかしスマホのGPSはオフにすることができるということを知っておいてください。
Google利用者にオススメ、iPhone・Android共通で使える
スマホ専用のGPSアプリもいくつかありますが、新しいアプリを取得することなく利用できる方法を紹介します。Googleのアカウントを持っている場合は手軽なので試してみる価値はあると思います。
GmailだけでなくYouTubeや様々なところでアカウント共有をしているGoogle、あんまり使っていなけれどアカウントを持っている人も多いでしょう。スマホでもPCでもアカウントを利用している場合は比較的簡単にGPSログを確認できます。
Googleにログイン
PCでもスマホでも良いので調査対象者のアカウントでGoogleにログインします。パスワードを知らない、パソコンでも自動的にログインされない、パスワードをパソコンに記録させていない状況だと難しいです。
Googleマップを表示
ログインした状態でGoogleマップを表示します。検索してもいいですし、右上にGoogleアプリというアイコンがあるので、そこからも表示できます。
タイムラインを表示させる
左上にメニューがあるので、そこをクリックしてタイムラインをクリックします。すると「ロケーション履歴がオフになっています」と表示されるのでオンにします。もしこの表示が出なかった場合は右上のマイアカウントから「アカウント管理」を選択し「アクティビティ管理」からロケーション履歴をオンにします。
GPSロガーのように経路が見られる
Googleにログインしているスマホの経路を確認することができます。スマホの端末にこの機能が利用されているという通知は行きませんが、GoogleからログアウトしたりGPSをオフにした場合は記録されません。
iPhone利用者はiCloudを使うのがオススメ
iPhoneには初めからiCloudという機能が搭載されています。これはiPhoneとPCをケーブルで接続することなく情報共有できる機能ですが、そのうちのいくつかでGPSを使っており浮気調査に使えます。
一番手軽なのは「iPhoneを探す」機能でしょう。これはAppleが可能な限りオフにしないでと喚起していますし、スマホをなくすと困る現代人はかなり多くが利用しています。もし調査対象者がiPhoneを購入した時に、自宅のパソコンから「iPhoneを探す」の設定をしていたら大変簡単にリアルタイムGPSとして使うことができます。
iCloudにログイン
パソコンからアイクラウドの公式サイトにアクセスします。iCloudはMacが提供している機能ですが、もちろんWindowsでも利用できます。公式サイトにしたがって事前準備をしてください。その後ログインをします。ログインする際にスマホの端末に通知が行きますし、スマホ上での操作が必要になる場合があります。必ず調査対象者のスマホ端末を手元において操作しましょう。
iPhoneと同期させる
iPhoneの方も「iPhoneを探す」をオンにしておけば現在地を表示できるようになり、リアルタイムGPSと同じ用に使えるようになります。こちらも「iPhoneを探す」をオフにすると使えなくなってしまいます。
「iPhoneを探す」を起動する
すでに本人が上記の2項目を設定してた場合はここからスタートです。「iPhoneを探す」を起動します。ここでの注意点は実際に紛失した時のためにiPhoneにメッセージが出るような設定をしていることがあるのです。そのメッセージが出てしまうとパソコンで「iPhoneを探す」を起動させたことがバレてしまいます。
調査対象者も依頼者もiPhoneなら「メッセージ」アプリ
多少表示が変更してしまいますが気付かれにくいのは「メッセージ」アプリを使った方法です。
2台のiPhoneを用意する
手元に自分のものと調査対象者のもの2台ともを用意します。相手のものにロックがかかっていたら解除します。
「メッセージ」を起動
最初から入っているアプリ「メッセージ」を起動します。そして調査対象者の名前をタップします。すると右上に「詳細」や「i」マークが表示されるのでタップします。
「位置情報を共有」をタップ
「位置情報を共有」をタップして出てきた選択肢の中から「無期限」を選びます。相手に承認の通知が行くので手続きを進めます。こうすると次回からは「詳細」を選ぶとGPS位置情報が表示されるようになります。
この方法の良い点は「設定」で位置情報サービスをオフにしても使えるという点です。しかし、小さい文字ながらも「このiPhoneは位置情報の共有に使用されています」という文が出てしまうので「こんなのあったかな?」と気づかれる可能性はゼロではありません。
Androidユーザーには「ケルベロス」
浮気調査アプリとしてAndroidユーザーから高い評価を得ている「ケルベロス」、最強だとの評価が聞かれています。利用方法を紹介します。
まずは自分のスマホに「ケルベロス」をインストール
この方法は二人ともがAndroidスマホでなければ利用できません。まず自分のスマホに「ケルベロス」をインストールします。有料アプリですが300円程度で、一つのアカウントで5台まで使えます。インストール後は案内の通りに操作をしてアカウントなどの設定を済ませます。ここまでは事前準備なので手元に調査対象者のスマホはなくても大丈夫です。
相手のスマホにもインストール
調査対象者のスマホを手元に持ってきて、ロックを解除します。そして「ケルベロス」をインストールします。その後は表示される通りに操作します。
メニューに従ってGPSの記録を確認
「ケルベロス」ならリアルタイムGPSもGPSログも確認可能です。またもともと浮気調査アプリとして作られているので、メールの閲覧、電話履歴、現在の調査対象者スマホ周囲の音を録音などの遠隔操作が可能な上、アプリアイコンを非表示にできるというメリットがあります。
Androidスマホにも盗難・紛失防止アプリがある
Androidスマホ用にいくつもの盗難・紛失防止アプリが販売・配布されています。「無くしちゃったら困るからさ」などと言って、それらをお互いにインストールするというのも良いでしょうが、すでに浮気をしている場合はこれらは全力で拒否される可能性があることを覚えておいてください。
GPSをレンタルしたい!お店はどこにあるの?
GPSをレンタルしたい場合、どこに行けば借りることができるのでしょう。またお店の人に用途を聞かれてしまうのでしょうか?
どんな商品がレンタルできる?
GPSロガーもリアルタイムGPSもどちらもレンタルが可能です。しかし、GPSロガーは購入が主流ですので機種はあまり選べないかもしれません。とはいえ、インターネットで探せば選びきれないほどのレンタル品があります。
また2台以上のGPSを使いたい場合はレンタルが良いでしょう。GPSロガーもリアルタイムGPSも複数台割引があることが多いです。例えば自家用車にも、仕事で使っている車にもGPS端末を設置したいと思うのであれば、不要になった時の処分方法も含めレンタルの方が勝手が良いこともあります。
利用の流れ。レンタルの申し込みはwebまたは電話で
基本的に店舗で選んでレンタルするという方法ではGPS端末はレンタルできません。まずはインターネットで「GPS レンタル」と検索するところから始まります。ここからはリアルタイムGPSのレンタルで老舗・最大手と謳われる「イチロク」を例に説明します。
公式サイトにアクセス
「イチロク」や「GPS レンタル」で公式サイトが見つけられます。多くのGPS関連サイトからもリンクが貼られているので、公式サイトを探すのは簡単です。
レンタル品を選ぶ
イチロクの場合は3択なのですが、やっぱり選べないということもあるでしょう。その時はショップに電話をしてしまいましょう。どちらが合っているのか分からないといえば詳しく紹介してくれます。またレンタル期間などの相談も受けてもらえますしキャンペーンで安く利用できる時も案内してもらえます。
申し込み
webまたは電話で申し込みをします。サイトによってはweb割引を設けている場合もあります。またwebからの申し込みなら24時間受け付けてもらえます。
支払い・受け取り
銀行振込か代引きかを選べます。地域によっては最短で翌日配達してもらえることもあります。また、自宅に配達されるのは困るという場合は営業所受け取りも選べるので安心です。さらにお届け商品名も化粧品やパソコン部品というように変更できるので自分以外が「この中にGPS端末が入っている」と気がつくことはありません。ちなみに送料は無料です。
設置・利用
説明書が同封されているので取り付けや設定をし、利用を開始します。もし、設定方法・使用方法が分からなければ電話やメールでの問い合わせが可能です。また到着当日からの利用ではなく3日後からの利用ということもできます。調査対象者が出張などで留守中にレンタル品を受け取り・設定等を済ませ、帰ってきたら使いたいという場合にも無駄なく利用できます。
延長も可能
当初の予定より長く使いたいと思ってしまったのなら、その旨をメールや電話で伝えます。ほとんどの場合延長可能です。その際の支払いは銀行振込です。
返却
受け取り時に返送用のキットが送られてきているので、それを利用して返却します。面倒な梱包などのないので楽チンです。「イチロク」の場合はレンタル終了の翌日消印有効なので期日いっぱい利用して回収、翌日中にポストに投函すれば大丈夫です。
お店の人に利用用途を聞かれる?
なんのためにGPS端末を利用するのか、できれば知られたくないという思いがありますね。端末利用の申し込みをする際、用途を聞かれることはありません。ですので自分でレンタル機種を決定するのであれば、店員にも用途を知られることはありません。しかし機種を迷っており店員に相談したいという場合には、正直に浮気調査のための利用だと伝えた方が自分に合った機種を使える可能性が高まります。
GPSでの浮気調査は違法じゃない?安全なのは探偵
ここまで説明してきましたが、そもそもGPSを使って浮気調査をすることは違法ではないのでしょうか?法律的にどこまでOKなのかはきちんと確認しておく必要があります。
車・自転車・バイクにGPSを取り付けるのは違法?
GPSの取り付け場所として一番多いであろう車両についてはどうなのでしょうか。車両の名義が配偶者の場合でも共同利用しているものであれば、共有財産と見なされるのでGPSの取り付けは違法ではありません。しかし、会社名義の営業車の場合は違法とみなされることもあるでしょう。基本的には名義人に許可を取るべきだといえます。
違法ではないとしても配偶者からプライバシーの侵害を訴えられる可能性があります。プライバシーというのは社会の状況によっても変化するもので「ほとんどの人がプライバシーを侵害していると感じるのであれば、やってはいけないこと」という考え方です。
許可を得ずに携帯を操作するのは違法?
メッセージアプリなどを許可を得ずに見てしまうのは、プライバシー侵害を訴えられる可能性があります。また勝手にログインをしてしまうのは不正アクセス禁止法に関わってくる可能性があります。自動ログイン機能などはグレーですが違法だと言われてしまう可能性もあります。
許可を得ずにアプリをインストールするのは?
勝手にGPSアプリをインストールすると不正指令電磁的記録供用罪に問われる可能性があります。もし「紛失した時に見つけるために」などの嘘をついてインストールを促したり、アプリの機能をきちんと説明せずにインストールさせた場合もこの罪で違法性を問われることがあります。
また、利用者本人に知らせずにアプリをインストールし、そのせいでウイルスに感染してしまった場合は更に重い罪に問われてしまう可能性があります。
法律に触れる心配なく安全に浮気調査をしたいなら探偵に依頼
「これは違法ではないのだろうか?」と心配しながら浮気調査をするなんて、心配事が増えているだけですね。ではどうすれば安全に浮気調査ができるのでしょうか。それにはやはりプロの力を借りるのが一番です。探偵社はどのようなことが法律に触れるのか分かっています。また探偵業法によって依頼者が調査結果を違法な行為に用いないという契約書を探偵と交わすことになります。安全に浮気の証拠を掴むためには探偵に依頼するの一番だということになります。