多くの人ができれば体験したくないと思っている、浮気現場に遭遇して修羅場になってしまうという悲劇。しかしこのような体験をした人がいるのも事実です。実際に遭遇してしまう前にどのように対処すべきなのかを知って、より適切な対応ができれば良いですね。「感情を抑え、証拠を押さえる」を合言葉としましょう。
浮気現場を目撃しても「冷静」を心がけよう
浮気現場を目撃したり突入した瞬間は、目の前で起きていることが信じられずパニックになってしまうことも多いでしょう。しかし、浮気現場というのは決定的な証拠が目の前にたくさんある状況なのです。その後のことを考えると冷静になって証拠をなるべく多く押さえるべき大切な瞬間と言えます。
浮気現場に突入する際は、どのような状況なのか記録に残そう
彼氏や旦那が浮気をしていると女の勘が働くもので、限りなく黒に近いグレーの状態なのに、証拠が押さえられずにヤキモキしている人もいるでしょう。もし浮気現場に乗り込むチャンスを掴んだのなら少しでも多くの証拠を残すために万全の体制を整えましょう。
誰かと一緒に乗り込むのがベター
誰かと一緒に乗り込むと、冷静さを失ってしまった時や修羅場になり浮気相手やパートナーが暴言や暴力にうったえてきた時に間に入ってもらうことができます。浮気をしたのが旦那であれば両親なども良いと思いますが
、二人のことを良く知る共通の友人もオススメです。事前に浮気の相談に乗ってもらった関係者がいれば、説明する手間も省けます。
「スマホで記録」は手軽だけれど、専用機器の方がオススメ
遭遇してしまった場合などの緊急時は手元にある記録媒体はスマホになると思いますが、今回のように突入する場合はスマホ以外の記録方法がおすすめです。というのも、突入後誰かに連絡を取りたくなった場合に記録を一旦止めなければいけないからです。可能であればその時のやりとりも残しておきたいので、ビデオカメラやボイスレコーダーなどの録音機器があると助かります。特別に準備しなくても同伴者がいるのならば連絡時にそちらのスマホを使わせてもらえるように言っておきましょう。
浮気現場に遭遇してしまったら冷静でいることを第一に
浮気現場を目撃してしまった瞬間は頭に血が上って、つい相手に殴りかかってしまいたくなることもあるでしょう。しかしそこはグッと抑えて冷静に対処します。もし相手を殴って怪我をさせてしまえばその後の話し合いを優位に進めることはできません。また勢いで乱入するのではなく深呼吸をして修羅場にはしないと覚悟を決めてから声をかけましょう。
浮気現場に遭遇した時の報復方法「逃げられない状況を作る」
絶対に避けたいのは決定的瞬間に出くわしたのに逃げられてしまうことです。玄関を開けた時に知らない靴があるのであれば、靴を隠してしまうというのも手です。また服を片付けてしまったりするのも逃げられずに証拠を押さえることができます。
他にも「自分の家に知らない人がいる」と警察に通報してしまう場合もあるようです。これは大事になりその後の人間関係に大きな影響を与えますが、社会的に大きな打撃を与えることができます。これと同様に両家の両親に連絡したり、浮気相手のパートナーが分かっていれば連絡を取り、なるべく多くの人とこの状況を共有します。
浮気現場に遭遇した時に絶対にやってはいけないことは冷静さを欠くこと
浮気現場に遭遇した時に絶対にやってはいけないことがいくつかあります。とにかく冷静でいることが絶対なのですがその上で気をつけたいこともいくつかあります。
暴力を振るう・暴言を吐く | 暴力や暴言が記録に残ってしまうと、その後の話し合いを優位に進めることができません。 |
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その場で話し合いをする | どんなに冷静に振舞っていても、絶対に動揺しています。状況をきちんと記録したら、話し合いの時間を決めて後日改めて話し合いをしましょう。 |
事件現場を荒らす | 浮気現場は事件現場と一緒です。何が証拠になるかわからないので、むやみにあちこち触れず全て記録します。シャワーを使った形跡がある、食事をしたようだなど、そんな痕跡は見たくないと思っても現場を荒らしてはいけません。 |
何もせずに立ち去る | あまりのショックに見なかったことにしてしまう人もいるそうですが、何もせずに立ち去っても浮気があったという事実は変わりません。発見してしまったのですから覚悟を決めるべきです。 |
浮気現場を押さえたいなら相手の行動をよく観察
浮気現場を押さえるには、まず旦那や彼氏の行動を観察することから始めます。仕事が早く終わり、趣味に時間を費やす曜日もある程度決まっている事がほとんどです。と言うことは浮気相手と連絡を取る時間や会う曜日が決まっていたりします。まずは相手の行動パターンを把握しましょう。
浮気現場を押さえるために、パートナーの行動を把握しよう
どこで浮気をするのか分からないのにむやみにパートナーの職場で張り込みしても無駄足となるでしょう。しばらくの間は怒りをぐっとこらえて行動パターンを探りましょう。すると「この日だけいつもと違うところにいる」というのが分かります。
浮気現場を知るのに便利なGPS
簡単に相手の居場所を知る事ができるアイテムとしてGPSがオススメです。GPSはスマホやカーナビに付いており、自分で簡単に利用できます。
パートナーが常に車で移動する人なら車でGPSを利用
カーナビに付いているGPSが一番手軽ですが、リアルタイムの情報を見られるようにはなっていません。毎日パートナーが帰宅した後で、通ったルートを確認できる状態ならばカーナビの物を利用できますが、難しいこともあるでしょう。
そこでオススメしたいのがGPSの位置情報発信器を車に積んでおき、自分のスマホでリアルタイムに車の居場所を確認する方法です。発信器なんてドラマや映画でしか見た事がない、と思っていませんか?実はかなり身近にあります。代表的なものはキッズ携帯です。子供や高齢者を対象に居場所を見守るためにGPSが付いていますが、これをこっそり契約して車の目につかないところに積んでしまえば良いのです。そして自分のスマホのGPSアプリと連動させます。もちろんいわゆる発信器をレンタルする事も可能です。ただし、常に見張っていないといけないので、時間に余裕のある人しか使えません。
パートナーが車を使わないのなら浮気調査アプリが役立つ
夫婦であれば「帰宅時間に合わせて温かい食事を用意したいから」と言ってスマホのGPS共有アプリ等を使う事も考えられますが、浮気をしているのであれば絶対に拒否してくるでしょう。小さな発信器をカバンに入れても良いですが、バレる可能性も高くなります。
電車移動がメインなのであれば「Suica Reader」などのICカードリーダーアプリを自分のスマホにインストールするのも良いでしょう。浮気調査アプリとしても知られていますが、自分のスマホにNFCリーダー機能があれば、パートナーのスイカをかざすだけで利用した駅と日時などが分かると言うものです。しかし細かい住所などは分かりませんし、浮気現場がマンションやホテルだった場合、階数や部屋番号を知るのは不可能です。ここから先の情報を得るためには探偵に張り込み調査を依頼した方が良さそうです。
浮気現場を探偵に取り押さえてほしい場合は?費用は?
探偵を雇う料金は調査日時や調査人数によって変わってきます。ですので、事前に「水曜日の夕方から終電まで連絡が取れなくなる」と分かっていれば、その時間帯に尾行調査してもらえば良いです。また移動手段が分かっていれば探偵会社に伝えておくと一度の調査で浮気現場を押さえられる事もあり、費用は安く済ませられます。調査費は探偵一人、1時間につき一万円程度が相場となります。それとは別に経費も請求されます。
浮気をしているか分からない時は、探偵に調査を依頼できる?
浮気をしているはずだけれど決定的な証拠がない場合は証拠が集められれば調査終了となりますが、探偵に調査を依頼する例で多いのが「浮気をしているのか調査してほしい」という場合です。この場合証拠が見つからなかったら自分では終わりを決められないことが多く在ります。例えば予算を決めておいたり、期間を決めておくなど事前に終わりを決めておかなければいつまでもダラダラと調査を続けてしまうことになります。実際に多いのが、仕事内容が変わってプライベート時間ができたのに、家には居場所がなくなっていて一人でパチンコやネットカフェで過ごしているというお父さんです。
浮気現場を押さえたら必ず記録に残す!慰謝料との関係は?
浮気現場に遭遇した時は気が動転して冷静に対処するのは大変難しいことでしょう。しかし、この時にきちんと証拠を残しておくとその後のやりとりがとてもスムーズになります。「言った、言わない。見た、見てない」などと言った主張だけではどうにもならないことが証拠一つで簡単に済ませられるからです。
どんなものが証拠になる?きちんと記録として残るもの
性交渉(肉体関係)があったことを誰もが分かりやすい状態であれば証拠となります。「夫が女性とラブホテルに入ったのを見た」という証言のみでは嘘をつく事もできるので証拠とは言いづらいでしょう。
写真・ビデオ | 浮気現場に遭遇してしまったのなら、まずは撮影します。もし自宅に連れ込んでいるのが分かっているのであれば、事前にカメラを仕込んで撮影しておく事もできます。写真一枚よりも連続した複数の写真や動画の方が証拠として強いものになります。日時が記録される事も確認しておきます。 |
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録音テープ・データ | 浮気現場では浮気を認めても、いざ裁判や調停になると認めない人もいるものです。また自宅で夫婦二人の時に優しい口調で「浮気してる?」と聞いたら「してるよ」とさらっと答える配偶者もいます。この時には事前に録音機器をこっそりと作動させておく必要があります。 |
浮気相手とのやりとり | 浮気現場を押さえたら、二人の携帯電話を見せてもらいましょう。浮気の日時を約束する時間、デートの後の甘い内容のやりとりが残されているでしょう。それを写真に撮る等して自分の媒体に保存します。これで浮気をした本人たちが証拠隠蔽を測っても大丈夫です。電子メールやLINEなどのメッセージアプリも残さずチェックしましょう。 |
ホテルの領収書や支払いのクレジット明細書 | 浮気現場としてシティホテルやビジネスホテルを利用した場合、領収証等の支払い証明書となるものが発行されることとなるでしょう。メール等で発覚した浮気日時にダブルの部屋を利用したということが証明できます。性交渉があったという証拠としては弱いのですが、他のものと合わせることで証拠として扱うことができます。 |
使用済みコンドーム | 浮気現場で使用済みコンドームを見つけたにも関わらず「それは俺のじゃない」という男性もいるそうです。呆れてものも言えないとは思わずに怒りを押さえて回収するというのも良いでしょう。夫の言い逃れに耐えかねた妻たちはDNA鑑定をし、夫と不倫相手の体液を検出し動かぬ証拠とすることもできるのだそうです。保存方法は冷凍です。 |
浮気現場を目撃した!でも慰謝料は増額できない?
浮気による慰謝料はほとんどの場合300万円以下となります。慰謝料を左右する事柄として以下のようなことが考えられます。
- 離婚をするかどうか
- 子供がいるか
- 婚姻期間
- 浮気を理由に別居
- 資力(収入等)
などです。また浮気相手相手に対しても基本的に慰謝料を請求できますが、結婚していたことを知らなかった、浮気前から結婚生活は破綻していたなどの理由で請求できない事もあります。
さて、上記を見ても浮気現場を目撃したために慰謝料が増額できるわけではありません。ただし自宅が浮気現場だったために引越しをした場合は、引っ越したという事実に対して費用を申請できる可能性があります。
浮気現場に遭遇した壮絶エピソードを紹介
SNSからバレる浮気
ある日友達から連絡が来ました。「この前、うちの近くに旅行に来たでしょ?ご主人のSNS見たよ」というのです。私はそのSNSを利用していなかったのですが、夫が不倫相手との旅行に行って、その様子を投稿していたのです。人物は一切写っていなかったので、当然妻と旅行に行っていると思われていたようですが、私は仕事をしていましたし夫は出張に行くと言っていました。友人に協力してもらいディナー中という書き込みがあったのを教えてもらって店を特定し張り込み、その後ホテルに移動したのを尾行して浮気現場を押さえました。本人たちはバレることなどないだろうと、ずっといちゃいちゃムードで、何度か会ったことのある友人が浮気現場である部屋番号を確認するために一緒にエレベーターに乗ったことさえ気づいていませんでした。しかも私が部屋のチャイムを鳴らした時も「間違えてますよ」と言い終わってから私だと気がついたのには呆れました。
浮気現場が相手の自宅!乗り込む前に変質者に間違われた
妻の浮気相手は自動車教習所で出会った男性でした。男性も既婚者でしたが離婚に向かって話し合いを進め、すでに別居していました。妻が教習所帰りに浮気をしているのは分かっていたので、教習所で張り込んで移動するのを追いかけました。場所は男性の自宅マンションでしたが、部屋番号などが特定できず毎週決まった日になんどもそのマンションで張り込んでいました。するとある日自治会長という方から声をかけられてしまいました。警察に連絡されずによかったのかもしれませんが、事情を説明し妻と一緒にいる写真を見せました。自治会長がその人の部屋に付いて来てくれて呼び鈴を押し、出て来たところから私はカメラを回しました。理解のある自治会長だったのでよかったですが、警察を呼ばれたりするくらいなら探偵を雇った方が安心かもしれないと思いました。
単身赴任で安心しきっていた浮気現場に突入
夫の単身赴任先の近くで急に用事ができたので、ついでに部屋を片付けに行くことにしました。車で2時間ほどかかりますが平日で仕事中なのでしょう、連絡が取れないのでもらっていた合鍵で部屋に入りました。玄関を開けると女性の靴が目に入りましたが、そのまま部屋に入ると二人は全裸でベッドにいました。お昼頃だったのでカーテンを開けると「眩しいよう」と甘える不倫相手にカメラを向けて「目を開けた方がいいですよ」と言うと二人とも飛び起きていました。