40代女性、ペンネーム:MIZUTAMAさんの浮気調査体験談
『最近、旦那(嫁)・彼氏(彼女)の素行が怪しい…』
『もしかしたら、浮気をしているのかも?』
こんな風にパートナーを疑ってしまい、疑惑を晴らすため、証拠を抑えるために浮気の事実を調べてみようと思う方は多いのではないでしょうか。ここでは、実際に浮気調査に踏み切った人の体験談を紹介しています。
引越しをしたと聞かされるも家に呼んでもらえない
付き合いだして4か月ほど経過した時「今のマンションから引っ越すことにした。今度住むところはセキュリティーが厳重だから。」と告げられました。付き合いだしてまだ日も浅かったし、彼が今住んでいるマンションにも招かれたことがなかったので、そう告げられた時は単なる“報告”という感じでしか聞いていませんでした。引越しの手伝いをしようかと申し出ましたが、業者にすべて任せてあるから必要ないと断られました。特にその言葉にも疑いを持たず「引っ越しが完了したら部屋で引っ越し祝いをしよう」と、私から提案し、彼もそれを了承してくれたのでその日を楽しみにしていました。
引っ越しの話をして1か月以上たっても引っ越しが完了した等の報告はありませんでした。聞くと「引っ越しは済んだが片付けがすんでないのでまだ呼べる状態じゃない」との返事がありました。その後も何度か引っ越し祝いはいつできるのか尋ねましたが、マンションのセキュリティーが厳重で人を招く手続きが面倒とか、会社の重要書類を持ち帰っており人を家に招き入れられないなど、首をかしげるような返事が続いたので浮気を疑いだしました。
地道に徹底的に、足を使って恥を捨てて
彼の名前や勤務先(教えられていた勤務先はうその情報でした)をネット検索したり、引っ越し先の住所を彼から聞き出し(確かにセキュリティーが厳重なマンションは存在してました)朝5時から8時までと、夕方5時から深夜まで・・など時間帯を変えてマンション前で張り込みしたりしました。本当の勤務先がわからなかったので、普段の会話から行動パターンや職業に当りをつけ、本当の勤務先と思われる会社を何社か絞り出し、その会社の前でも張り込みしました。
冷静になって(疑って)彼と話をすると、名前と年齢以外は全部嘘を言われているということが次第に判明し、私の怒りが収まらなくなりました。この気持ちが原動力となり、2週間の有給休暇を使い、24時間体制で徹底的に調べて彼を問い詰めようと決意しました。
前に「名前と年齢以外はすべて嘘」と書きましたが、人間はそこまで自分のことをフィクションにはできないようで、日々の行動などふとしたことは、本当に自分に起こったこと体験したことを話すようです。彼が言った「お昼ご飯は、会社の前にあるコンビニで毎日済ませている」という日常の一コマから、彼の本当の勤務先を割り出すことができ、退社後の彼の足取りをたどることに成功しました。もちろん本当の住まいも、です。
彼の浮気相手が実は私の方だった事実
彼の勤務先が判明し、退社する彼を尾行し、まず本当の住まいを見つけることに成功しました。セキュリティーが厳重などころかごくごく普通のマンション(〇〇ハイツとなっていました)の1階に住んでいました。カーテンは閉まっていましたが、部屋の窓から何となく女の気配が感じ取られました。浮気はシロではなくクロと確信しました。とりあえず住んでいるところと勤務先がわかったので、自分の気持ちを落ち着かせて今後の対策(復讐)を考えることにしました。浮気だけならまだしも、色々なこと・・そのほとんどが嘘であったことが私には許すことができませんでした。精神的苦痛に対しての慰謝料を出させよう!それで終わりにしよう!と思い立ち、彼を追い詰められるだけの証拠を集め始めました。
証拠を集め始めると、どんどんやるせない気持ちになりました。浮気相手と思っていた女性、実は彼の奥さんでした。そうなんです。彼は既婚者でした。私は私が本命の彼女と思っていましたが、私のほうが浮気相手でだったという惨めな結果が待ち受けていました。